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震災遺児に年間300万円を28年支援する「公益財団法人みちのく未来基金」のご紹介

大きな災害が起こった際には、長期での支援は必要不可欠である。しかし、どの災害でも共通なのだが、どうしても3~4年が経過すると支援がほとんどなくなってしまい、長期での解決が不可欠な問題への対応が難しくなるケースがある。子どもへの教育がその一つである。
 
東日本大震災の震災孤児を支援している団体の一つが、「みちのく未来基金」である。
 
この団体は、

①28年間続けることをコミットしていること
②「遺児なら全員が対象者で返済不要」の奨学金を提供していること(年間300万円が上限)
③「大学や専門学校への進学支援に特化していること」

が特長のものである。
 
この基金が生まれた背景には、以下のような問題がありました。

・高校生までの支援はたくさんあるけど、高校卒業後の支援はほとんどなくなる
 
・日本の奨学金制度の多くは、返済が必要で生活費の一部を補うもの。また、公平に分配するという視点で、各人に対して一律の奨学金提供になっているケースが多い(一人一人の目指すものが本来違うはずなので、奨学金の提供は柔軟であるべきという設計になっています。)
 
・定員があって、合格をしても奨学金を受けられないケースがある(合格してから奨学金が出ないという事態を避ける為に、合格をした方には全員に奨学金を出すようになっています。)

 
この基金のもう一つの特長は、早い段階で、私企業である、ロート製薬カルビーカゴメエバラ食品工業が長期の支援を目的として立ち上げた基金ということである。
 
各企業ともに、これからまだ20数年継続していくにあたって、消費者&社会の活動への理解が必要になります。
 
是非、みちのく未来基金を知ってもらい、参加している企業の応援をしてみるのはいかがでしょうか?
 
公益財団法人みちのく未来基金:http://michinoku-mirai.org/

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