皆さんは映画が好きですか?
映画を観るとき、どのような作品を選びますか?
そして、その作品には何を期待していますか?
――感動的なストーリー
――人生に示唆を与えるメッセ―ジ
――美しい映像
人によって、映画によってそれぞれだと思います。
私自身も、映画が好きな方の人間ですが、この映画「はたらく」を観たときは衝撃でした。
この映画は、何か伝えたい明確なメッセージがあるわけではないのです。
鑑賞した後に残るのは、不思議な違和感と、鑑賞者同士の議論のタネ。
この全く新しい視点で作られた映画をより多くの人に届けるために、クラウドファンディングに挑戦中です。
自閉症の翔平さん主演!映画「はたらく」全国上映プロジェクト
https://readyfor.jp/projects/eigahataraku-ouen
映画「はたらく」、主演しょうへい、主人公しょうへい
この映画の主演、そして主人公は、自閉症のあるしょうへいさん。
監督である齋藤さんは、丸2年、しょうへいさんと向き合ってこの映画を撮影しました。
福祉作業所で働いていた齋藤さんとしょうへいさんが、映画を作ることになった経緯と、完成した映画の2本立て。
私も鑑賞しましたが、見終わったあとは、何が何だかわからず、混乱しました。
私自身は映画に対して、「きっと何かメッセージがあるはずだ」「何か学ぶことがあるはずだ」と期待していた節があるということに気がつきました。
しかし、この映画が何か具体的なことを教えてくれるわけではありません。
何か表現するとすると、何かしらの問題提起をする映画、とでも言いましょうか。
とにかく、言葉では表現しにくい不思議な感覚を伝えてくれます。
●試写会イベントレポート:鑑賞後の違和感を楽しむ、健常者と障害者というカテゴライズに疑問を投げかける映画「はたらく」。
●“価値のやりとり”に、あえて葛藤してみる ~映画「はたらく」から~
この作品を通して、私たちはきっと、主演のしょうへいさんの世界に触れているのかもしれれません。一見理解しがたい、でも、ゆっくり噛んで、消化していくうちに、親近感を抱いていく。
この不思議な世界観を体験する人が一人でも増やすために、関心をもった方は、是非クラウドファンディングに参加して、作品を鑑賞してみてはいかがでしょうか。
自閉症の翔平さん主演!映画「はたらく」全国上映プロジェクト
https://readyfor.jp/projects/eigahataraku-ouen
映画「はたらく」公式ページ
http://logosfilm.jp/free/hataraku
上映情報などその他詳細はロゴスフィルムFacebookで発信中です。
ロゴスフィルムFacebookページ
http://www.facebook.com/logosfilm/
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