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2016.06.17.Fri

「いまできるチャリティその②」

”チャリティー【charity】
慈善。慈善の心や行為。特に、社会的な救済活動をいう。「―バザー」「―コンサート」
(goo国語辞書より)”

 

「ある朝、ネクタイが結べなくて会社に遅刻。上司に信じてもらえず、傷ついて会社を辞めてしまいました」
http://www.asahi.com/articles/ASJ5L53L7J5LPTIL01Z.html
この記事は児童養護施設を出た若者たちが、いわゆる”社会の常識”を知らずトラブルに直面している。そこで大阪市では「ハンコの使い方」「ビジネスマナー」「正しい薬の飲み方」などの講習会を施設にいる高校3年生に対して行っているという内容だ。

 

しかし、こういったトラブルは児童養護施設にいる若者に限ったはなしではないだろう。核家族化が進み、そのうえ共働き、母子家庭、父子家庭、外国にルーツをもつ家庭など多様化が進む今日。親がほとんど家におらず子供にいろいろ教えてあげる時間がない、親自身が常識やいろんなことを教わらないまま大人になりわからない、
親が外国籍で日本語もほとんどわからない。そういった中で、下記のようなことを教えて実践することができるだろうか。

・ネクタイの結び方
・ビジネス向けのメイクの仕方
・冠婚葬祭の細かなルール
・正しい薬の飲み方
・お箸の正しい持ち方  等々

 

「親から習っているでしょ」「常識だろ」「これだから最近の若者は・・・」人をなじるのは簡単です。それで終わっては誰も得をしません。

 

例えば、冒頭であげたように「ひとりの若者が傷ついて辞職する→ひきこもりになる(ひどく傷ついた場合うつ病も)→働けず生活保護」の可能性があります。生活保護になってしまうと「若者が働いて納める予定の税金+生活保護費」の金額が社会的損失になってしまいます。冒頭のケースの場合、若者の困っていることを受け入れ、わからないことは怒らず丁寧に説明する。それだけで社会的損失を回避できるのです。

いわゆる”社会の常識”は私たちも大人たちから教わって身についていることがほとんどです。それを社会に受け継ぐような気持ちでいればよいのです。間違えたり知らなかったりして困っている人をみたら、丁寧に優しく教える。

 

まずはこういったかたちでチャリティを積み上げてみませんか。

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