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2016.08.17.Wed

「こどもの貧困と情報」

こどもの貧困が社会問題として注目される今日。
その問題を少しでも解決しようと、全国でこども食堂が開かれたり、国による給付型奨学金の創設の動きが出ています。
そんな中、横浜市で貧困を感じている現役高校生による発表がありました。
「子どもの貧困 学生たちみずからが現状訴える」
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160818/k10010641551000.html

 

登壇したうららさんは二つの苦しい経験や境遇を語っています。
・中学生の時、家にパソコンがなくて学校のパソコンの授業についていけずみじめな思いをしたこと。
・「ゲームのキャラクターを作る」仕事に就きたくて専門学校に進学したいが、学費を用意できないので断念したこと。
確かにお金があれば経験しなくてすんだことかもしれません。

 

しかし、見方を変えたり適切な情報が入手できれば解決できることもあります。
うららさんは高校で生徒会長を務めるほどまじめな方なのでしょう。
授業はわからないことをわかるようにする、できるようにする場であると考え方を変えれば苦しい気持ちは軽減できたかもしれません。
専門学校への進学に関しては、「アニメのキャラクターデザイン」の仕事に就くのであれば専門学校に行くより、
例えば日々たくさんキャラクターを書いて、自信作を無料の投稿サイトpixivに掲載してみればよいのです。
注目が大きければ、制作会社からネットを通じて声をかけられることもあるそうです。
また、学校の先生が職業訓練校を紹介してくれたことも言及しています。
学校に通っている間はアルバイトがやっとであまり稼げないかもしれません。
しかし、少し長い目で見れば結果的により多くの収入を得ることができるでしょう。
通学の間の生活費の工面については、学校の先生やスクールソーシャルワーカーに相談すれば具体的なアドバイスや
助けてくれる機関を紹介してくれます。

 

金銭的な貧困は関係性の貧困、情報の貧困に陥るとも言われています。
金銭的な援助でなくても、「知ろうとすること」
”以前、書いた「いまできるチャリティ」「いまできるチャリティその②」も是非ご覧ください”、
そして必要な人に必要な情報を届けようと努力すること。
このコラムをシェアすることも、めぐりめぐって、ある人にとって有益な情報の一つになるかもしれません。

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