Loading...
2016.11.02.Wed

障がいに対する考え方の紹介

特定非営利活動法人サポートひろがり 代表の山田由美子さんのブログがある。
知的障害×自閉症×支援力UPプロジェクト(特定非営利活動法人サポートひろがりは、「知的障害者支援者を支援する」という手法で、知的障害者や自閉症の方々のよりよい人生を支援中!がんばるあなたを応援します!)

このブログにて紹介された印象的な言葉を紹介したい。

「障害」は、社会の中にあり、その小さな一つ一つが、人の心の中に潜んでいるからこそ、「障害」となっているものも多いと思うのです。

何らかの接触をしたときに、「すみません」という言葉を投げかけることで、相手が「迷惑かけているから当然だよな」の気持ちを大きくするものであるなら、私たち支援者は、間違った言葉を使うことで、相手の心の中の「障害」を大きくしているかもしれないのです。

「ありがとう」で知的障害者理解を広げよう!

「障害」が人々の心の中で作られており、思い込みや偏見によって、自分の周囲から単に遠ざけているだけという可能性があることを示唆しています。これは知的障害に限らず、例えば、視覚障害の方が「目が見えない」という事実があることで、「付き合い方が分からない」に繋がり、社会から疎外されるケースがあります。ダイアログインザダークを作った方の話が参考になります。

1986年、私がラジオ局で働いているときに、事故で失明した若いジャーナリストの採用が決まり、私が彼の教育係に任命されたのがきっかけです。そのとき私は、きっと誰もがそうだと思いますが、この障害者の若者とどう接していいかわかりませんでした。その少年が不安だったように、自分も不安だったのです。

どこかに彼をかわいそうだという気持ちがあるわけです。しかしつき合っていくにつれ、自分の認識が間違っていたことに気がつきました。とてもショックだった。目が見えないということは、病気でもないし、人より貧しい、そして貧困であるということではない。健常者と比べられない、比べてはいけない世界があることを知ったのです。彼らには健常者の持っていない可能性があることにも気がつきました。
2年間の彼とのつき合いで、むしろ私のほうがいろいろなことを彼から学びました。この少年の目の見えないことによる強み、私の持ちえない新しい繊細な感覚、そうしたことから見えない少年自身が見えていること。そこでわかったのは、彼らの生活は、同情したり卑下するものではなく、素晴らしいものだということだったわけです。

Dialog in the Dark TOKYO 長期開催にあたり(2009.3)

「障害があることを理由に心の中で壁を作らないこと」、「偏見をなくして付き合っていくこと」が重要だと感じます。

関連記事:障害という概念は、社会環境が勝手につくっているものではないか?ダイアログインザダークの取り組み

ライター: