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2017.07.17.Mon

障がい者の悪あがき――「自由」と、本当に必要な「自立」を求めて

皆さん、はじめまして。
この度、チャリツモに参加させていただくことになりました「なべやん」といいます。

今回が最初の投稿となるので、記事の書き方やテーマの絞り方など分かっていないことも多いですが、とりあえず私の自己紹介を中心に書いていこうと思います。

今回の話を読んで、少しでも興味を持ってくれると嬉しいと思っています。

<今回の話の内容について>
①まずは自己紹介します。
②いま取り組んでいること
③チャリツモに参加した理由
④これからやろう、やりたい、やってみたいこと

 

①まずは自己紹介します。

なべやん(23)/東京都出身 身体障がい者(脳性マヒ/上肢下肢機能障害1級) 撮影:Aoki Munehisa

小学校は区立の小学校の普通学級、中学・高校は特別支援学校に通学、その後は大学に進学して卒業。家族構成は4人兄弟(四つ子)の6人家族。犬も二匹飼っています。兄弟は妹が一人と弟が二人います。2人の弟のうちの1人は自分と同じ身体障がい者(脳性マヒ)です。

小学校は普通学級に通いましたが、卒業まで小さないじめを毎回受けていました。(今となってはいじりにあたると考えられますが、当時の私には相当な精神的ダメージでした。)周囲とのコミュニケーションもうまくいきませんでした。同級生よりも先生方や職員の方々と話すことの方が多かったような・・・何とか6年間通って卒業しましたが、このころからちょっとした人間不信になりました・・・

そして、中学・高校は特別支援学校へ。このころから自分自身を表現しやすくなったと振り返って感じています。学校が特別支援学校という障がい者だけの特別な環境だからこそ経験できたことが多かったと思います。障がい者としての生き方・人とのつながり・日常生活における工夫や考え方など、この時期の経験は、現在の私の生活や考え方に大きく影響しています。人生の中で有意義な経験の1つと言えますが、現在は私の人との付き合い方や考え方の変化などもあってあまりいい思い出とは言えません。

最後に、大学時代。もし、この時期の感想を求められたならその返答は「すごく疲れた。しんどかった。」加えて、嵐のようにあっという間の4年間だったということができると思います。なぜなら、大学への進学は特別支援学校の指定校推薦によるもので、「しっかり卒業しなければ」という義務感もあってあまり学生生活を楽しむことができませんでした。

さらに、大学は家から片道2時間の距離で、最初の2年間は一日の始まりは朝5時から20時ごろに帰宅して21時に寝るという生活。土日は、講義の感想レポートや課題の提出に追われ、休む暇もなかなかありませんでした。また、大学と意見が折り合わないことや学習面・生活面での様々なトラブルもありましたが、無事に卒業できました。

こうして振り返ってみると、改めて大変なことが多かったなぁと思いますが、その大変なことを学生時代に経験できたことが私自身の財産になっていると思います。

 

②いま取り組んでいること

就労移行支援事業所Do-will(http://www.do-will.org

現在、これから先の就労に向けて色々な知識やパソコンを中心としたスキルを身につけるために「就労移行支援事業所Do-will」で日々勉強しています。ちなみに就労移行支援事業所とは”一般就労等を希望する障がい者を対象に、仕事に必要な知識や技能習得のための研修及び就労の機会などを提供する障害者総合支援法に基づいた福祉サービス”です。

私は今までにWord・Excelの基礎や実践的な活用方法を学ぶ「Office基礎~応用コース(Excel編/Word編/PowerPoint編)」やデザイン制作関連の職種への就労に役立つスキルを身につけるためのIllustrator基礎~応用コースで様々なソフトに関する知識や技能などPCを活用した業務についての理解を深めてきました。

次のステップとして就労に繋げることを目指し、総務・庶務・事務補助の職種に必要な業務対応力に役立つOffice応用コース(事務基礎編)を受講しています。そこでは、ビジネス文書・PowerPoint資料・差込印刷等の実用的な業務が行えるように訓練を積んでいる最中です。

Do-willでは、この他にも建築CAD図面製作に特化したコースやグラフィックデザインについて学べるコースなど様々な研修があります。関心のある方は「就労移行支援事業所Do-will」のホームページを覗いてみてください。

③チャリツモに参加した理由

さて、ここからが今回の本題になると思います。私がチャリツモに参加しようと思った理由は3つあります。1つは、チャリツモが目指そうとする理想像に部分的に共感したということ。次に、自分から情報を周囲に発信して社会との接点が生まれる中で、社会で起きていることや、興味のあることを記事としてまとめるライターとしてより実践的な経験を積む場所として参加したということ。そして、最後に自分の挑戦してみたいことに挑戦できると考えて参加を希望したということです。

まず最初の理由、これは初めての顔合わせの際にチャリツモの目指す方向性として「一人ひとりが今の環境でできることに挑戦していく」という点と、「個人ができることに挑戦していく中で、周囲との関係を広げていく」という点について共感できたからです。

最初から活動の行きつく先が「世界平和」のような大きすぎる目標ではなく、自分の内から出た小さな疑問を記事にしてサポートも受けながらそのゴールも自らの判断で決められるというのは非常に魅力的なことだと感じました。また、自分の気になったことから周囲との関わりを広げることのできるチャンスがあるというのも私自身の環境を変えるよい機会だと思ったからです。

次に2つ目の理由について、私は普段Do-willでライティングの研修を受けています。ここでいう「ライティング」とは、「Webブログに掲載するコラムや自分自身の興味のある事柄のニュースなどを基に自分の意見をまとめた文書を書くこと」を指しています。この研修で題材としているのは、実際に掲載されているニュース・コラム(特にスポーツ)や在宅ワーク総合情報サイトの案件などです。

しかし、今のままでは書く題材や内容、文字数までもが必要以上に限定されているので、自由なテーマの中で私自身がどれだけ個人としての意見を述べることができるのか挑戦する場所としてとてもいい機会だと考えたからです。そして、周囲から返ってくる反応がとても気になっているので知らない人たちの会話も楽しみです。

そして最後の3つ目の理由について、それはチャリツモに掲載されている記事やコラムの内容が多種多様だからです。その内容は、ニュース・スポーツ・ボランティア活動・趣味やイベントなどたくさんのテーマがあふれています。自分自身が書くレポートの内容は基本的に個人の判断で決めることができます。

それだからこそ、社会で取り上げられている問題だけでなく、私自身の興味のあること、挑戦したいことについても記事を書いてみたいと思っています。そうすることで、私自身の行動を記録して、客観的に振り返るための手段としても活用できると考えています。そして、その活動記録や私の経験が私と同じような事情を持つ人たちや、少しでも積極的に活動してみたいという方の役に立てばいいと思っています。

 

④これからやろう、やりたい、やってみたいこと

それでは、私の今後の活動について考えていることを書きたいと思います。私にはやりたいことがたくさんあります。なぜなら、私は今まで活動する時に親に頼ってしまっていたところがあったので、親の都合がつかない場合や、親の体調が悪い時は外に出ることができませんでした。

また、やりたいことがあってもできないこと・多くの時間や手伝いを必要とする活動は「できないから我慢しなさい」と言われてきました。そのため、この機会を利用して私自身が変わるためのきっかけにしたいと思っています。インタビューや食べ歩き、スポーツ観戦・ギター演奏など今までの私なら難しい、あるいは「絶対にできない」と言われるような活動にも私自身で考えて取り組んでみたいと思っています。

以上で、私の自己紹介を終えたいと思います。今後、私の活動がどのように展開することになるか分かりませんが、皆さんに少しでも興味を持ってもらえる、応援してもらえる記事を書けるように努力していきたいと思っています。これからよろしくお願いします。

撮影: Aoki Munehisa

ライター: