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HIDEはチャリティの先駆者

HIDEhideとは」

 

「パーン」と霊柩車のクラクションが轟く。それと同時に「HIDEー!!」と泣き叫ぶようなファンの声が空に突き刺さる。享年33歳、早すぎる突然の旅立ちであった。今から18年前の話である。この突然の出来事は日本中に衝撃を与えた。しかしHIDEの残した功績は18年たった今でも新しささえ感じる。いや、やっと世の中が追いついてきたのかもしれない。

 

XJAPANのメロディーラインを主に担当しているギタリストでもありhide名義(小文字表記)でhide with spread beaverのメンバーを率いてソロ活動を行っていた。XJAPNhideなど当時は社会から否定をされていた。当時、関東三大粗大ゴミバンドといわれディメンシア(XのメンバーであるTAIJIが所属)、サーベルタイガー(HIDEが所属)、X(後のXJAPAN)は音楽評論家などから全否定されていた。後にこれらのバンドが合わさってXJAPANが完成する。しかし今では舞台を全世界に移しトップアーティストとなっている。

 

HIDEhideの魅力とは」

当時のhideは時代を先取りしていた。例えば音楽ではヴィジュアル系という新たなジャンルを確立した。そしてソロ活動で生み出す音楽はhideオリジナルのジャンルになり現在の音楽シーンにも大きな影響を与えている。Hideの着こなすファッションも18年前のファッションとは思えないほど現在のファッションスタイルに近いものがある。そして当時だとまだ最新機器であったPCを利用しインターネットやチャットを駆使してファンとの交流を図っていた。現在では当たり前となっているが、20年近く前の話であるから驚きである。そんなカリスマ性のあるhideだが、人柄の良さがファンに愛された一番の理由なのではないか。

 

HIDEhideのチャリティ精神」

hideの人格そのものが人に優しく、そして後輩思いという話をよく耳にする。当時から付き合いのあったバンド仲間がインタビューなどでそう答えている。

そこで印象的な出来事があった。ファンの中では有名な話だが、『MISERY』という曲の秘話である。難病を患ったhideのファンとの交流の中で生まれた曲である。少女の病名は「GM1ガングリオシドーシス・タイプ3という難病であった。

次回の記事では歌詞の意味とその後、どうなって曲が完成していき時代を先取りしているチャリティ哲学についてご紹介します。

こちらの記事の続きは以下からご覧いただけます。

HIDEはチャリティの先駆者②
HIDEはチャリティの先駆者③

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