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2016.12.08.Thu

東京アークの犬・猫の里親会に行ってきました

先日記事でご紹介しました「アニマルウォーク東京」にご紹介いただき、彼らが支援する団体が主催する犬猫の里親会(譲渡会)に行ってきました。
(アニマルウォーク東京の記事はこちら

譲渡会が行われたのは、東京都練馬区・石神井公園駅前のペット複合施設『PET-SPA CARE+CURE 石神井公園』。「東京アーク」という団体が、月に1度ここで里親会を行っています。
東京アークはイギリス人のエリザベス・オリバーさんが1990年に大阪で立ち上げた“アニマルレフュージ関西(ARK)”の東京支部。
そのため里親会には、関西で保護され里親探しのために東京にきた犬が多くいました。

普段は断然猫派の私。犬にはさほど興味を持たずに行きました。
でも個性豊かで懐っこい犬たちを見ているうちに、犬もいいなぁなんて思えてきました。
そこで今回は私が里親会で出会った犬たちをご紹介するとともに、東京アークの中野さんに聞いたアークの活動についてのお話もご紹介させていただきます。

 

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ゆきち(メス/2008年3月生まれ)

元の飼い主が忙しく、世話をする時間がなくなり、2016年10月にアークに入所してきました。
アークに来た当初は、新しい環境に慣れず、シュンとしていたユキチ。 少しずつ心を開いてくれて、尻尾を振ってくれたり、側にちょこんと座ってくれたり、ユキチなりに頑張ってくれているようです。

 

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ビク(メス/2009年11月生まれ)

人が大大大好き!犬より人のほうが好きみたいです。
飼い主さんが病気になって飼育ができなくなり、2016年の1月にアークにやってきました。
人恋しいがゆえに吠えてしまうビーグル気質を持ち合わせているので、留守番が少ないご家庭がよいとのこと。
ビクのフォスターさんのブログ▶http://txoko.cocolog-nifty.com/blog/

 

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カラマリ(オス/2013年頃生まれ)

犬11頭の多頭飼育をしていた飼い主さんが孤独死。その現場からレスキューされたカラマリ。(保護時の様子はこちら
コーギーにしては小柄で、顔はチワワのよう。
慣れてしまえばデレデレですぐお腹を見せるとっても甘え上手な男の子です。
アークに来て、お散歩も楽しみのひとつになっているとのこと。歩く後ろ姿が可愛すぎます。

 

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ケリー(オス/2009年10月生まれ)

飼い主が病気になり、ペット不可のマンションへ引っ越しせざるを得なくなり、2016年10月にアークへ。
人が大好きで、初めてアークにきたときも、初対面で尻尾を振って顔を舐めてくれるほど人懐っこい子です。他の犬とも一緒にいれるお利口さん。

 

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クイン(オス/2010年5月1日生まれ)

持ち前の明るさで新しい環境でもすぐに馴染んでしまうクイン。
先住犬のいるフォスターさんのお家では、先住犬をしっかり立て、犬社会も心得ているのだそう。
趣味はおもちゃを見せびらかすこと。嬉しい時はおもちゃをくわえて喜びを表現。お留守番でイタズラもせず、粗相もありません。
飼い主夫婦の夫が、外国滞在中に心臓麻痺で急逝。残された奥さんはビザの関係で、国に帰国しなければならなくなり、連れて帰れなかったため、2016年11月にアークに引き取られました。

 

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ブル太(オス/2014年10月生まれ)

一度見たら忘れられない、インパクトのある顔をしたブル太。下顎が出ていて愛嬌のある顔です。
はじめは人見知り。だけどなれたら子犬のように飛びついてきて、人とあそぶのが大好き。
ブログはこちら▶http://arknashippo.blog90.fc2.com/blog-entry-575.html

 

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ザバイオーネ(メス/2009年頃生まれ)

人もご飯も散歩も大好き。他の犬とも仲良くできる利口な子。
右目は見えてないのだけれど、生活には全然支障ありません。
人の膝が大好きで飛び乗ってきて、甘えて来るのだそうです。
先日、雑誌「Vogue」の撮影で、モデルデビューしました!

 

アーク東京・中野さんのお話

ー最近は高齢者の方の飼育放棄の話をよく聞きます。ペットを放棄したいと相談に来る飼い主には年代の偏りなどはありますか?
確かにここ2〜3年で、高齢者の方が施設に入ったり、お亡くなりになったりして飼えなくなるというケースは増えています。
でも20代や30代の方も飼育ができなくなったという相談もたくさんありますよ。
 
ー若い方だと転勤などの生活環境の変化が理由でしょうか。
転勤もありますし、アークの場合は外国人が相談に来ることもあります。
私たちの団体は、バイリンガルが特徴で、スタッフには英語を使う人間も多く、WEBサイトも日英の2言語に対応しています。
だから里親になってくれる方も、東京の場合は半分近くが外国人なんです。

そしてペットを放棄したいと相談に来る外国人も多いんです。
国に帰らなければならなくなったものの、連れて帰れないというケースなどで相談に来るのです。
 
ー今日もたくさんの外国人の方が来ていましたね。他の譲渡会では見れない光景なので印象的でした。
外国人の方はペットを飼いたいときに、ペットショップに行くのではなく、ブリーダーから譲ってもらったり、私たちのようなシェルターから引き取るというのがスタンダードなんですね。
ただ、インターネットを使って英語表記で紹介しているシェルターは日本ではあまりないので、私たちのところに多くの外国人の方がいらしてくれているんです。
 
ーアークさんが、里親会(譲渡会)で気を付けている点はありますか
“かわいそう”に見えないように気をつけています。
「譲渡会」「里親」「シェルター」などの言葉には、まだまだマイナスイメージがあると思います。
かわいそうな犬たちがたくさん集まっているんじゃないかって思って来る人も多いんです。だけど実際に来た方からは「きちんと手入れがされているんですね。」とか「みんなとっても明るくて、楽しそうですね」っていう感想を頂いてます。
でも私たちアークの犬は、フォスターさん(犬の一時預かりを引き受けてくれる家族)が一頭ずつきちんと手入れをしてくれています。
そうやって里親会自体も、明るくて、楽しい場所だって思って貰えれば、もっとたくさんの人に来ていただけると思っています。
 
ー里親になるために必要な条件を教えてください
里親になっていただくには条件はいろいろあるんですが、例えば以前ペットを飼っていて手放してしまった経験がある人には、きちんとその理由を聞きます。もちろん身勝手な理由で飼育を放棄した方には譲渡はできません。

あとは例えば70歳とか80歳などのご高齢の方で里親を希望する方に対しても慎重にならざるを得ません。ご自身がご高齢にも関わらず、幼犬・幼猫を希望される方にはお断りすることもあります。
ただ基本的にはケースバイケースです。
アークは「〇〇歳以上の方には譲渡しない」というような線引きはしていません。
ご高齢の里親希望の方の場合でも、きちんとお話をさせていただいた上で、10歳以上のシニアの犬・猫を引き取りたいと言っていただけたら、それはとてもいいマッチングにもなると思います。

どんな場合でも、まずは里親を希望される方とお話させていただいて、その方の家庭環境などにあった犬や猫をマッチングさせてあげられるように心がけています。
 
ー犬や猫を飼いたいと思っている方へ伝えたいことはありますか
まずはシェルターから引き取れるということを知っていただきたいです。
シェルターにはいろんな個性を持った子たちがいます。
必ず自分に合った犬・猫に出会えると思います。ぜひお気軽に里親会に足をお運びください。

アークの活動についての詳細はWEBサイトからご確認ください。
http://www.arkbark.net/

アークで保護され、里親を募集している犬や猫、その他の動物については、彼らのWEBサイトでプロフィールを公開しています。
http://www.arkbark.net/adopt/

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