様々な世界の構造が変わり続ける中、富める国が貧しい国に援助する、国際援助の在り方も変わってきているのではないでしょうか。
今回は、その問題意識を、インドのスラム「Dharavi(ダラヴィ)」を題材にして考えてみたいと思っています。
CSR最先端国であるインド。
日本より国内援助が進んでいる国
インドは、昔から様々なNGOが支援をしている国であると同時に、CSR最先端国でもあります。
例えば、
・インドの代表的な企業である「タタ」は企業でありながら、1979年には、NPO・NGOの機能を持つなど、革新的な社会貢献を進めてきた
などの事例が挙げられます。
格差、社会問題などが山積みになっていたという現実へ対応してきたことにより、独自の制度や考え方が発展してきています。
日本も学べることが多いと言えるのではないでしょうか。
インドのスラム「Dharavi(ダラヴィ)」アジア最大と言われるスラム
そんなCSR最先端国インドにおいて、アジア最大と言われているスラムがあります。
Dharavi(ga)地区。映画「スラムドック・ミリオネア」の舞台にもなっている場所です。
いまだに清潔な水道水がない家、下水もなく汚染された通り、鉄くず集めで稼ぐ子どもたち、リサイクル業で生計を立てる人。スラム街にはトタン屋根の掘っ建て小屋が隙間なく立ち並び、およそ100万人が住むといわれています。
ここには、様々な社会問題が集まっており、インド内での支援も活発な場所です。
イベントでは、東京外語大学の学生が現地で感じたこと、
インドと日本がwin-winになる関係作りの為のアイデアを考えていきます。
今回、ゲストである伊勢崎賢治氏を含めて、東京外語大学の学生がダラヴィを訪れ、「国際援助が今のままでいいだろうか」という問題意識を持ちながら、様々な現場を視察してきました。
本イベントでは、伊勢崎賢治さんのJAZZを聴きながら、上述の東京外語大学の学生の方をお招きして、現地の様子や現地で感じたことを画像や映像を通じて報告して頂きます。
そして、インドと日本がwin-winになる関係作りの為のアイデアについて考えていければと思っています。
伊勢崎賢治(tp),
坂本千恵(p),
鈴木堅登(b)
1957年東京都生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了。東京外国語大学大学院「平和構築・紛争予防講座」担当教授。
国際NGOでスラムの住民運動を組織した後、アフリカで開発援助に携わる。国連PKO上級幹部として東ティモール、シエラレオネの、日本政府特別代表としてアフガニスタンの武装解除を指揮。
著書に『インドスラム・レポート』(明石書店)、『東チモール県知事日記』(藤原書店)、『武装解除』(講談社現代新書)、
『伊勢崎賢治の平和構築ゼミ』(大月書店)、『アフガン戦争を憲法9条と非武装自衛隊で終わらせる』(かもがわ出版)、
『紛争屋の外交論』(NHK出版新書)など。新刊に『「国防軍」 私の懸念』(かもがわ出版、柳澤協二、小池清彦との共著)など
伊勢崎賢治 ジャズ・トランぺッターfacebookページ:https://www.facebook.com/kenji.isezaki.jazz
伊勢崎賢治 ジャズ・トランぺッターページ:http://kenjiisezaki.tumblr.com/
・2017年4月1日(土) 18:30開場 19:00~21:30
・喫茶茶会記:http://gekkasha.jugem.jp/?cid=42174
四谷三丁目駅より徒歩3分 地図はリンク先に記載しております。
・料金:2,000円(ワンドリンク付き)
・定員:25名(先着順)
・申込方法
facebookイベントページでの「参加」表明をお願いします。
もしくは、contact@charity-japan.comに名前・メールアドレスを入力した上で、題名に「トークlive参加希望」と書いて送信してくださいませ。
※事前に予約頂ければ、席の確保を実施致します。定員を超えた場合には、立ち見、もしくは、お断りするケースもございますので、ご了承頂ければ幸いです。
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