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ネスレ日本、ケージフリーの鶏卵のみへ移行する試みを進めていることを報告

人間の食料に使われる動物(ファームアニマル)の苦痛を減らす目的で採卵鶏のケージフリーに取り組んでいるザ・ヒューメイン・リーグ・ジャパンが、ネスレ日本株式会社と面会し、グローバルで宣言されている「2025年までにケージフリーの鶏卵のみへ移行する試み」がネスレ日本でも進められていることを確認したことを報告しています。

ザ・ヒューメイン・リーグ・ジャパンとは

ザ・ヒューメイン・リーグ・ジャパンが採卵鶏のケージフリーに取り組んでいる背景としては、

  • 「ケージで飼育される鶏が劣悪な環境で飼育されており倫理的な観点から望ましくないこと」
  • 「そのような飼育方法をしなくても採卵をすることがテクノロジーの進歩で可能になっていること」
  • 「劣悪な環境で飼育された卵が人体に悪影響を与える可能性があること」

が理由です。

上記の取り組みは欧米から始まり、徐々にグローバルでも進められるようになっています。

ザ・ヒューメイン・リーグ・ジャパンの活動を更に詳しく知りたい方はこちらもどうぞ
ザ・ヒューメイン・リーグ・ジャパンが発足した際のイベントレポートになります。

「ザ・ヒューメイン・リーグ・ジャパン」が活動開始

ザ・ヒューメイン・リーグは人間の食料に使われる動物(ファームアニマル)の苦痛を減らす目的で2005年にアメリカで発足。野菜中心の食生活の普及活動や、採卵鶏のケージフリーの運動を勢力的に展開している。※2017年に日本でも活動を展開していくために、ザ・ヒューメイン・リーグを設立。

特に多くの採卵鶏が超過密なワイヤー製の檻の中で飼育されている現状を問題視し、大量の鶏卵を使用する大手食品会社に働きかけ、ケージフリー卵に切り替えるよう説得を続けてきた。その結果、アメリカではウォールマート&サムズクラブ、マクドナルド、コンパスグループ、ソデクソなどの大手食品関連企業が2025年までにケージフリー卵への切り替えると、発表することになった。

アメリカ農務省の2015年の調査によると、2014年の9月から2015年9月の間でケージフリー飼育が37%増した。ケージフリー生産の勢いを鶏卵の大消費国である日本でも拡大するため、日本支部の活動を開始する。

アジアでは2025年までに「条件の許す限り実施」を予定。

ネスレの公式サイトでも、宣言は公開されており、欧米では2020年末まで、アメリカ地域及び中東、アフリカ、オセアニアでは2025年までの完了、アジアでは「条件の許す限り同じ移行期間中に実施」とされています。

※ヨーロッパ等世界のいくつかの地域では、ネスレの使用する卵の40%以上はすでにケージフリーになっている。

ネスレのニュースはこちらからご確認することが出来ます。
https://www.nestle.co.jp/media/newsandfeatures/20171107-cagefreeeggs

ザ・ヒューメイン・リーグ・ジャパンWEBサイトhttp://thehumaneleague.jp/

 

ザ・ヒューメイン・リーグ・ジャパンFACEBOOKページhttps://www.facebook.com/humaneleaguejapan/

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