ようこそ、ソーシャルスタンドへ

【ONIGIRI】で世界が繋がる!?(11/30〆切)

日本の文化が命を救う!?

日本文化でもあるおにぎり。日本人なら一度は食べたことがあると思います。もしおにぎりで世界の子供を救えるのであればそれはすごいことだと思いませんか?

日本の13企業、団体(イオン、伊藤園、西友、WAKANA,ますやみそ、リコー社会貢献クラブ、丸紅、海苔JAPAN、損保ジャパン日本興亜、田辺三菱製薬、Sony Digital、夢フォト、フューネル)が立ち上がり【世界食料デー・ソーシャルアクションおにぎりアクション 2016】というキャンペーンを行っています。
キャンペーン期間は(11/11~11/30)で参加の仕方は簡単!!おにぎりを作るか、買うかして写真を下記のサイトから投稿するだけ!!下記のサイトにはいくつかの対象商品もあるのでその商品を投稿するとおにぎりや給食が届くなどのアクションに繋がります。

 

世界の食糧問題を考えよう

いきなり問題です!世界で飢餓状態に陥っている方は、どれくらいの割合いらっしゃると思いますか?

A:9人に1人
B:15人に1人
C:21人に1人

筆者もこの数字を見て驚きました。答えはAです。世界で9人に1人の割合で飢餓に陥っています。(2014~2016年現在、世界中でおよそ7億9,500万人の人々が栄養不足に苦しんでおり、これは9人に1人の割合となります。出典:国連食糧農業機関(FAO)、世界の食料不安の現状:2015年報告

ではなぜこのような事が起こるのでしょうか?食糧が足りてないのでしょうか?そんなことはありません。世界換算するとおよそ年間で24億㌧作られています。(出典:農林水産省、穀物の生産量、消費量、期末在庫率の推移

この量は全ての人が生きていくには十分な量になります。問題はバランスにあります。先進国の多くが主に必要以上の食料摂取をしており、地域格差が生まれています。

簡単に例えると自分は一日3食ちゃんと食べています。隣の友達は一週間何も食べていません。自分の目の前には美味しそうな「おにぎり」。隣の友達が食べたそうに見ています。そこで自分は「そんなに食べたいなら自分で作って食べれば?」と友人に言っているようなものです。自分はその「おにぎり」を食べなくても生きていけます。しかし友達はその「おにぎり」を食べないと死んでしまうかもしれません。この構造は隣に死にそうな友達がいるのか、はたまた遠い知らない国の人なのかの違いだけなのです。

 

先進国は間接的に人を殺しているのか?

先進国が豊かさを求めて世界で均等に分けなければいけない食糧を先進国が優先して自分たちの食糧を確保しているからこのような事が起こっているのでしょうか?

仕組み的には先進国は新たな技術によってたくさんの食糧の確保が出来るかもしれません。しかしそうでない国は電気がなく冷凍保存もできない、水も飲み水だけで野菜を育てる水は確保できないのかもしれない。しかしこれだけ技術が発達しているのです。先進国が持っている技術とアイディアで隣にいる友達を救ってあげませんか?

もしかしたら私たちが乗っている車は誰かが命懸けで石油を掘った人がいたから乗れるのかもしれません。日本がこれだけ豊かなのはどこか遠い国で支えてくれているからかもしれません。そう考えるとたった一つのおにぎりで空腹に耐えている子供たちを救えるのであればそれは恩返しをしたいですね!!

 

この記事に関心を持っていただいた方はこちらもどうぞ

食糧廃棄に興味がある方はこちらのイベントがお勧めです。
「売れ残り・食べ残しはどこへいくの?」膨大な廃棄食料のこれからを考える https://traveltheproblem.com/tours/183

先進国と途上国のバランスに関心がある方はこちらのインタビューも是非ご覧頂ければ幸いです。
人間は、違う未来を見たかったのではないか? フォトジャーナリスト:佐藤慧(さとうけい)さんインタビュー https://charity-japan.com/column/2106
構造的問題に目を向けるべき、支援だけではなく、規制を含めた変革の為の活動に意識を向けること 東京外国語大学大学院「平和構築・紛争予防講座」担当教授 伊勢崎賢治 さん https://charity-japan.com/interview/389

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です