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2016.07.09.Sat

【投票日前日】新宿・渋谷で聞いた。あなたが考える「今、政治が取り組むべき問題」は?

7月10日は第24回参議院議員通常選挙の投票日です。
一般に参議院の選挙は、政権選択に関わる衆議院の総選挙に比べて、世間の盛り上がりも投票率も低くなるものです。
ただ今回の選挙においては選挙権を持つ年齢が18歳に引き下げられてから初めての国政選挙ということもあり、いつも以上に注目を集める選挙となっています。

今回の選挙の争点について、メディアで報じられている主な争点は、
・景気・雇用対策
・憲法改正
・年金・医療など社会保障改革
などとなっています。

さて、実際に有権者はどのような問題意識を持ち、政治に何を期待しているのでしょう。
今回チャリツモでは、新宿・渋谷で街の人々に声をかけ、「今、政治が取り組むべき問題は?(または政治で解決して欲しい問題は?)」という質問をしました。
声を掛けたのは若者を中心に100組以上。その結果、計35人の方に質問に答えていただきました。今回はその回答のすべてをご紹介します。

 

取材を通して感じたこと

今回は未成年の有権者の話も聞く機会があった。彼らは多くの場合、自信がなさそうな表情で、歯切れの悪い感じだった。私は何度か「政治には興味が無いですか?」と聞いていたのだが、やがて自分がとても失礼な言い方をしていたことに気がついた。
よくよく聞いてみると、彼らは政治に関心がないのではなく、自分たちが自立した存在として社会に参画している、または政治的な決定に関わるという感覚がまだ実感できないだけなのかもしれない。私たちの質問に、真剣に、真面目に考えこんでしまうために、口ごもったり歯切れが悪くなってしまうように見えた。
今回の質問に回答はしなかったが、話を聞けた18歳の女性(学生)は、
「自分が、本当に正しい選択をできるかどうか不安。だから選挙に行くのはこわい」
と言っていた。
18歳の選挙権。それはとてもすばらしいことかもしれない。
ただ、彼らにとってそれは権利ではなく、大きな責任としてのしかかってしまっているのではないか。
きちんと、判断できるだけの教育や、議論、思考の機会は与えられているのだろうか。甚だ疑問だ。また、私はしばしば世間で「選んだ者の責任」が強調されることにも違和感を感じる。
「なんであんな政治家を選んだのだ。」とか「あなたが選んだ政治家なのだから、あなたは文句を言えない」とか言う過大な自己責任論は、政治参加をしようとする若者たちを萎縮させてしまう危険性を孕んでいるのでは無いかと思う。
(ryofunakawa)

 

はじめて街頭インタビューしてみて、いろんな人に話をきいて、すごく考えさせられた。
例えば老後のこと、子育て、税金等。。。
でも政治には期待してないという意見。
私も同感だ。
なんとなく、自分が投票したところでどうせ何も変わらなくて期待できないと思ってる。
でもそういう考えの人がいっぱいいたらとってももったいないなあ、と。
期待してみたい、日本の政治と日本の未来に。
年代によっても問題は変わるけど、安心して暮らせる日本を私たちがつくっていかなければいけないと思いました。
(mihoconishibori)

 

チャリツモが実施したかったことは、皆がそれぞれの立場で感じている課題を聞いてみること。政治とチャリティは、アプローチが違うものの、社会をより良くする為に行われるべきものであることは共通である。また、政治がより社会に役立てるよう方向づける為の仕掛けも「チャリティ」を通じてできるかもしれない。今回インタビューをしてみて、「政治に期待していない・失望している」という点が非常に気になった。

・信頼をいかに醸成するか?
政治家・市民、それぞれが向き合うべき問いであるし、その為の仕組みはもっと必要だと感じる。例えば、以下のような団体の活動は、政治家・市民との信頼醸成を行う為のツールとして応援していくのは一つの選択肢だと思う。

若者と政治を結ぶ NPO法人ドットジェイピー http://www.dot-jp.or.jp/
NPO法人YouthCreate ~若者と政治をつなぐ~ http://youth-create.jp/

政治に絶望することは、政治が社会を良くしていくことを機能不全にさせるだけで終わってしまい、ますます状況を悪化させるかもしれない。「チャリティ」を通じて、政治がより良く機能する為にはどうしたらいいか?「チャリツモ」で、その方法を模索していきたい。
(hisatotsuboi)

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