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2016.06.29.Wed

被災地での子ども食堂の様子:にしはらたんぽぽハウス

震災が発生した後、コミュニティが急速に成立するケースがある。
復興の段階では、それらのコミュニティをベースとすることで、よりよいコミュニティが築かれる可能性がある。(詳しくは、災害ユートピアという本がお勧めです。)

熊本のNPO法人にしむらたんぽぽハウスにて、子ども食堂を開催している。彼らのように以前から地元に貢献していた方が、震災をきっかけに様々な方に知られるようになったり、連携する動きが出てきている。

「復興というのは、これまであったさまざまな「つながり」が災害によって、切れ切れになったものを、あるいはコトを、あらためて“つなぎなおす”ということだと思う。」と言った。 そのつなぎなおす担い手の一番手は、ボランティアではないか。「西原村reborn プロジェクト」は、そのためにまず、災害後の応急対応に漏れがないか、あらためて被害状況を細かく把握するとともに、手分けをして村のことをより知ろうということだった。村での中心的な担い手は、わかばちゃんの他に、地震前からこの村で活動していた「たんぽぽハウス」、「文化創造館 風流」、「のろし西原」などがあり、そこに地震後に支援に入ってきた多彩な助っ人が加わる。例えば「たんぽぽハウス」は地震前から実施していた「こども食堂」に「ボランティア食堂」を加え、少しずつ収益の伴う事業活動として展開できないかを検討している。

熊本地震救援ニュース 第59報 http://blog.livedoor.jp/kyodocenter-kumamotojishin/archives/4226763.html

彼らの開催する子ども食堂に参加された方の感想が以下の記事にて紹介されている。

 熊本地震で前原の一軒家は全壊。2年前に建てたばかりで、1500万円のローンが残っている。崩落した自宅前の私道の補修にも4千万円かかると言われた。食費を切り詰め、地震前まで3、4品は作っていた夕食のおかずは半分。配給のカップラーメンで済ます日もある。「お母さんおなかすいた」「ご飯が少ないよ」。食卓で子どもたちが不満を漏らす。

たんぽぽハウスは週に1回、子ども食堂を開いている。高校生以下は無料。この日はカレーライス、ラーメン、親子丼から一品を選べた。佑輔はカレーライスだけでは足りず、ラーメンも食べた。手作りの料理をおなかいっぱい食べた子どもたちは、ほっとした様子だった。妻の貴子(36)=仮名=は「栄養バランスが取れた食事が無料で食べられるなんて、ありがたい」と、ボランティアに頭を下げた。

被災地に生きる 車中泊の母子 子ども食堂「一番幸せ」 http://www.nishinippon.co.jp/feature/tomorrow_to_children/article/251410

子ども食堂など開かれた場所で、誰もが参加できる可能性があるコミュニティには、画一的な支援では解決できない問題や支援が行き届かないという課題を洗い出す機能があるかもしれない。

熊本での子ども食堂がどのように発展していくかを注目していきたい。

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