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5/28は月経衛生の日。話題にすることを避けられがちな月経について考えさせられるビデオの紹介

5/28は月経衛生の日です。月経は、特に男性には身近ではないこともあり、オープンに話をするような話題ではありません。そうした中で、安全な水やトイレを使えないことによって、月経中の女性に大きな影響を与えていることを意識したり考えてみるために、月経衛生の日は設定されています。今回は、考える為に役立つ動画をいくつか紹介します!

例えば、上記の動画では、月経を迎えたインドの女性が直面する問題について描いています。同じ家にいることや食べ物に触れることが許されていなかったりなど月経時にやってはいけないこととして信じられていたり、トイレなどの設備がなく不衛生な方法で経血を処理していたりということが紹介されています。

こちらも同じく、月経時にやってはいけないと信じられていることが紹介されています。オープンに話題に挙げることが避けられていることが原因で、正しい知識の理解が進んでいないことが分かります。

オープンに話をしないということは、イギリスでも同じです。(おそらく日本でも。)公共の場所で生理の話をしたらどのような反応をするかの実験ですが、困惑する様子がコミカルに映し出されています。

65%の女性は生理用品を人目にさらして運ぶことを不快に感じており、職場でトイレに行く際にはタンポンを袖に隠したり、かばんごと持ち込んだりするのが一般的です。55%の女性が男性の上司と月経痛について話すのは気まずいと感じ、58%は月経前の不調について伝えられるか自信がありません。

また路上で女性が生理用品を落とした場合、男性の64%はそのまま立ち去り、36%は拾って女性を追いかけます。

https://www.youtube.com/watch?v=J4e7UmPG9ec

上記の2つの動画は、男性に月経があったら・・・というテーマの動画です。男性にとって身近なものではありませんが、オープンに話題に出来ないことが弊害になるとしたら、男性側も理解を深めた方がいいと感じています。

これらの動画を提供しているのは、特定非営利活動法人ウォーターエイドジャパン。途上国37か国(2017年5月時点)で水と衛生に関するプロジェクトを実施する団体(http://www.wateraid.org/jp/who-we-are)で、安全な水を供給し、衛生設備と衛生習慣を改善することで、世界の貧しい地域に暮らす人々の生活を変えることを目指しています。

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