アニマルウェルフェア(動物福祉)を学ぶことが出来るコミュニティ:Animal Welfare Food Community Japanが2018年2月2日に「北海道酪農とアニマルウェルフェア」を開催します。同団体は、欧米などの国で進んでいる、生産性&効率性を追求した家畜に無理を強いてしまう畜産方法から、「人も動物も満たされて生きる」畜産方法への転換&進化を目指して活動しています。
家畜は物ではないという哲学
Animal Welfare Food Community Japanが大事にしている哲学は、家畜を「物」と捉えない。痛みや幸せなどの感受性を持つ「生命」として捉えている。だからこそ、生産性&効率性から生まれてしまう劣悪な環境下での飼育では、ストレスによって、免疫力を失い、病気になりやすくなってしまうと考えています。
そのような状況は、「人も動物も満たされて生きる」という理想とは乖離がある為、家畜がストレスを感じず、健康的に生きることが出来る飼育方法を開発する必要があると考えています。
アニマルウェルフェア(動物福祉)を学ぶことが出来る勉強会を定期的に開催
Animal Welfare Food Community Japanのホームページでは、実際に、「人も動物も満たされて生きる」畜産方法を実践している様々な事業者を紹介しています。
現在は、11の事業者を紹介しており(2018年1月19日現在)、詳細をそれぞれの事業者のホームページから確認することが出来ます。また、Animal Welfare Food Community Japan主催で、理解を深める為、実践方法を普及するためのイベントを開催しており、過去には、自由に意見交換をする勉強会、実践をしている農場への見学会(なかほら牧場)を開催しています。
最新のイベントは、2/2 ※ただし、申し込み多数の為、現在はキャンセル待ち
最新のイベントは、「北海道酪農とアニマルウェルフェア」。北海道別海町の酪農の獣医師 岡井健氏が酪農現場で牛に何が起きているかについて話をすることを予定しています。
■講演者:岡井 健氏 北海道別海町の酪農の獣医師
1943年、東京生まれ。帯広畜産大学獣医学科卒業。
一般社団法人アニマルウェルフェア畜産協会理事として、酪農部門のアニマルウェルフェア認証の基準作りにも関わる。著書 「そりゃないよ獣医さん 酪農の現場から食と農を問う」新風舎、「ベストクリニック」デーリーマン社、「知床阿寒の山」YAMAPシリーズ 山と渓谷社
■開催概要
・2018年2月2日(金)16:00-18:00
・東京スクエアガーデン6階(中央区立環境情報センター
東京メトロ銀座線 京橋駅直結
・参加費 無料
・定員40名
・予約方法はfacebookページ、ホームページにてご確認ください。
※好評につき、現在は、キャンセル待ちの状態。(2018年1月20日の状況)
理解を深める為の勉強会などのイベントは開催される予定ですので、興味のある方は、ホームページやfacebookファンページをご覧くださいませ。
Animal Welfare Food Community Japan
※アニマルウェルフェアに関心がある方はこちらの記事もご覧くださいませ。

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