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ソーシャルスタンド #6 「障害って何だろう?健常者って誰だろう?」遠藤さんと一緒に考える2時間 レポート

2018/3/25に開催したソーシャルスタンド #6 「障害って何だろう?健常者って誰だろう?」遠藤さんと一緒に考える2時間 レポートの様子を共有致します!

【3/25開催】ソーシャルスタンド #6 「障害って何だろう?健常者って誰だろう?」遠藤さんと一緒に考える2時間

ファシリテートする遠藤さん

様々な議論が行きかう時間になりました。

Elieさんのビジュアルノート。http://www.eliekonik.com/ イベントの内容を1枚のノートにして頂きました!どのようなイベントだったか、全体観を感じることが出来ます!illust by Elie Tanabe

イベントの内容の一部をご紹介します!

今回のイベントでは、「健常者」って誰だろう?という問いを切り口としてスタートしました。いわゆる障害があるとされている方から見ると、健常者は、「世の中の設定された生き方をしている」「世の中において、健常者を目標に設定されているように感じる?」「型にはまる人、一般的な固定概念で考えようとする方、常識人」なのではないかという議論が展開されました。一方で、そもそも、皆、様々な能力において、障害と考えられるグレーゾーン(こだわり、癖などとみなされてしまう)を持っているので、皆が想起する「健常者」はどのくらいいるのか?といわれると、実はそんなに多くないのではないかという議論が展開されました。

と同時に、いわゆる「障害者」とされている方に対して、「怒らせてしまったら怖い」「どこまで突っこんで聞いていいのか?分からない」「使ってはいけない言葉が分からない」という本音があって、自然に付き合うことが出来なくなっているのではないかという指摘もありました。「健常者」「障害者」と分類が出来たことによって、知らないことの壁が生まれてしまい、お互いが遠い存在になっているということが感じられました。

※この会では、世間的に、障害者は「言葉や感情のコントロールがきかないケースがある」「深く考える、いい意味でディープに生きている」、健常者は「言葉と感情のコントロールがきく」「共有枠が多い」「色々な人、こと、シチュエーションを受け流すことが出来る」「困難に直面しても、やりすごすテクニックを見つけている」「フラットな(浅い)人間関係を築ける」というイメージがあるのではないかという整理になりました。※あくまで世間的なイメージです。

会の最後では、世の中において、様々な背景から規定された「普通」に対して、当てはめようとする中で、矛盾やずれが生じてしまい、それを何でも「障害」という言葉で括ってしまっていると捉えられるのではないか、また「普通」のハードルがどんどん上がっているかもしれない・・・・という議論も展開されました。

こちらのイベントは引き続き、好評である為、継続的に開催していきます!直近では、7/22に開催予定です!

【7/22開催】ソーシャルスタンド #18 「障害って何だろう?どのような環境下だと障害が生まれるのだろう?」遠藤さんと一緒に考える2時間

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