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戦う医師たち-病院を撃つな!

終わらない戦争に問いかける

 

2015年10月3日の出来事を知っているだろうか。この日は国境なき医師団(MSF)がアフガニスタンで運営する病院が空爆を受けた日である。空爆をしたのは米軍である。患者、スタッフを合わせて42人が命を落とすという悲惨な出来事になった。

日本の人たちはこの現実を知っているだろうか?恐らく知らない人のほうが多いだろう。筆者もこの記事をみて初めて知ったのである。私たちの普段の生活では戦地がどのような状況になっているかということは知る由もない。だが、たまにテレビで世界のどこかで起こっている内戦や国同士で行う戦争といったことを目にすることがある。その時私達はなんて思うのだろうか?
「またどこかの国で争いごとが起きているな」
このように思ってはいないだろうか?つまり自分たちの生活に関わることのないことに関しては他人事なのだ。極論、自分たちに関わりのないことに関心がないのは当たり前なのかもしれない。しかし本当に関係のないことなのだろうか?

 

戦争は私たちと関係ないのか?

 

現在は戦争と無縁なのかもしれない。だがもし仮に東京の病院に爆撃されたらどうだろうか?これは日本人なら黙ってはいないはずだ。これは日本という自分たちに関わりのあることに関しては反対するのである。しかし本当にこれでいいのだろうか?日本は敗戦国である。唯一原爆を投下された国でもあるのだ。日本が一番戦争に対して、人が人を殺すという行為に対して悲惨だということを痛感しているはずだ。むしろ訴えていかなければならない立場である。しかし現状は紛争や戦争は収まってはいない。ならば少しでも命を救わなくてはいけないという強い使命感で救助にあたっているのが国境なき医師団である。自分の命を危険にさらしてでも一人でも多くの命を救おうと懸命に救護活動を行う方たちに少しでも力になることはできないか?

 

「病院を撃つな!」キャンペーンとは?

 

国境なき医師団のサイトに「病院を撃つな!キャンペーン」というものがある。今もなお世界各国で医療施設への攻撃は続いているが、署名運動や記事のシェアによって医療施設への攻撃を防ぐため、多くの人の力、支援を要請している。
下記のリンクから署名運動に参加出来る。またこの記事や下記のサイトをシェアして多くの方に戦争の悲惨さや戦地で懸命に人の命を救っている方々の思いを届けて欲しい。

「病院を撃つな!」キャンペーンサイト

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