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御用聞き×大学生 地域包括ケア事例発表会レポート ~5分100円から大学生がお手伝い~

9月24日(土)、株式会社御用聞きが御用聞きの行う活動の中から
「在宅医療との連携」「地域で活動すること」について関連する企業のゲスト講演および
御用聞きに関わる学生による発表会が行われました。
http://www.goyo-kiki.com/

対象者は高齢者や障害のある方などで、医療関係者やヘルパーに頼めないけれども、
やってほしいことを行うサービスとして東京都板橋区に株式会社御用聞きが誕生しました。
板橋区は高島平団地という大きな団地があり、多くの高齢者が住んでいます。
サービスの内容として例えば、
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・家具の配置を変えてほしい
・耐震つっぱり棒をつけてほしい
・ベットから動けないからお弁当を受け取ってほしい
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など、ちょっとしたでも必要なことを5分100円(出張費別)から請け負っています。またインターネットのお買い物をお手伝いするサービスもあります。いわゆる「なんでも屋」です。
その人らしい暮らしができるようなお手伝い、お金に比較的余裕のある人向けのサービスとも言えます。(介護保険適用外のため)他に「未病体操」を高島平にある広場で定期的に行い、お年寄りを中心に子供も一緒に参加しています。最近では「高島平マーケット」というイベントを行い大盛況の様子でした。

 

お手伝いからイベントの企画実行まで行うのは大学生。(高校生も現在一人)大学生だと高齢者に特に喜ばれるからとのこと。そして、お手伝い等を通してどんどん成長していく学生の姿にさらに元気をもらえるという。

二人の大学生と一人の高校生が代表して活動の報告や感想を率直に話してくれました。
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・大変ながらもたくさんの高齢者の方たちと仲良くなり確かな手ごたえを感じている女子大学生
・新しい拠点での立ち上げに関わるしっかり者の女子高生
・精一杯頑張っているけど時にはどうにもならない理由でやりきれなさを身をもって感じた男子大学生
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個人的には、成功して達成感を得られる話ばかりでなく、心をしめつけられるような話を自分の言葉で語ってくれたことにとても意義があると感じました。

 

御用聞きのサービスは大変ニーズがあり、どんどん拠点を増やしています。
facebookページにイベントなどの様子も都度更新されており、これからの活動にも大注目です!
https://www.facebook.com/danchinoengawa.hikarigaoka/

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