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スタッフレポート:「集え!ボランティアの輪〜平成26年度 高校生ボランティアセンター”friends”活動発表会〜」

2015年3月8日(日)横浜市青少年交流センターで、冷たい小雨が降る中、活動発表会が行われました。

 

高校生ボランティアセンター”friends”と、その活動について

 

※高校生ボランティアセンター”friends”について公募によって集まった高校生スタッフが、環境や福祉などの分野別のグループに分かれ、ボランティア関係のNPOや団体の協力を得ながら、自主的にボランティア活動の企画し、その実施に向けた活動に取り組んでいます。
https://www.planet.pref.kanagawa.jp/k_vol/k_vol_top.htm

“friends”の活動は高校生が主体となって企画立案から実行・報告会まで行うのが特徴です。また、高校生はチラシやホームページなどをみて「自らやってみたい」と思って約1年間、月に2〜4回神奈川県立図書館等に集まって活動を務めます。5月〜7月まではボランティアの理解を深めるため研修やボランティアの参加。8月から2つのグループにわかれてボランティア企画と実行にむけての準備をしました。

私(チャリティジャパンスタッフ、よしだ)は外部アドバイザーとして、8月からですが活動を見守ってきました。企画立案において時には現実的でないことばかり提案がでて、折衷案を提示したりすることもありました。時には学校行事等で打ち合わせに人があまり集まらないこともありました。しかし基本的には高校生が考えて行動する、その姿を傍から見ておりました。

高校生が自ら考え、実践することで様々な気づきが生まれる

 

交流グループは12月に小学生とクリスマスリース作り、スポーツグループは1月に小学生と高校生が一緒にスポーツをして交流をしました。チラシ作りから、会場決め当日の細かいスケジュールまで高校生達が決めます。様々な制約があったり、小学生の参加希望者が多すぎたり少なすぎたりしてせっかく決めたスケジュールを一部変更しなければいけないこともありました。また、ただ企画を実行するだけでなく、当日ボランティアにくる高校生たちと打ち解けるためにアイスブレイクを考えたり、小学生を飽きさせないよういろんなゲームを用意しておくところまで考えました。

企画当日の参加者のアンケート結果は「来てよかった」という良い感想ばかりで二つの企画とも成功といえるものになりました。

しかし、発表時に「あるゲームは盛り上げらなかったので、違うゲームを考えておけばよかった」「空いた時間ができてしまったのでもっとゲームを用意しておけばよかった」など反省点をあげていました。けれどもやってみないとわからないことはあり、それに伴いちょっとしたトラブルに臨機応変に対応したことは反省点以上に乗り越えたことはとても大きいと思います。当日工夫した点として「小学生への言葉遣いに気をつけた」小学生は難しい言葉だとわからないのでわかりやすい言葉に直して話していた姿が印象的でした。

 

高校生でボランティアをしたくてもどうしたらよいか分からない人がいたら・・・

 

発表後は、発表会を聞きにきた方々も交えて7つのグループに分かれて「高校生でボランティアをしたくてもどうしたらよいかわからない人がいたらどうしたらよいかの解決法」について考えました。様々な解決法の中で「ホームページで活動の雰囲気がわかる動画をアップする」「CMをつくる」などの様々なアイデアがでました。

friendsの活動後に・・・・

最後はfriendsの活動を支えた方々から講評があり、無事発表会を終えることができました。発表会後、高校生たちは反省会を行いひとりひとり感想などを言いました。高校3年生の数人が来年度からアドバイザーとして参加したいといってくれて嬉しかったです。また、昨年度ボランティアスタッフだった高校生たちも駆けつけてきてくれました。たしかに感じられた成長と達成感を以って、今年度のfriendsの活動を終了しました。

高校生が自ら考えて実践して気づきを得る機会をボランティアが作れているということがとても印象的でした。ボランティアはそのようなツールとして捉えてもいいのではないでしょうか?

現在、friendsは運営メンバーを募集中です。

 

高校生ボランティアセンターの運営メンバーを募集しています。
詳しくは、以下からご覧くださいませ。
https://www.planet.pref.kanagawa.jp/k_vol/ko_vol_unei.htm#unei2

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