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ソーシャルスタンド #16 パキスタンのNGO事情を知って、NGOの果たす役割を考える

ソーシャルスタンドのイベントは、普段気になるけどなかなか話が出来ないテーマについて、テーマに精通しているガイドの方とともに、少人数で深く知ったり、じっくり考えたりするイベントです。少人数であることにこだわっている為、10名前後での限定募集としています。今回のテーマは、「パキスタン×NGO」です。

パキスタンと聞いて感じることは何でしょうか?危ない国?
テロリストがいる国?たまにサッカー日本代表と戦う国?

実際、外務省の渡航情報では、「不要不急の渡航はやめてください」~「退避してください。渡航はやめてください。(退避勧告)」という表示が出ており、気軽に旅行が出来るような場所ではないことが示唆されています。

外務省海外安全ホームページ(パキスタン)
http://www.anzen.mofa.go.jp/sp/info/pcinfectionspothazardinfo_011.html#ad-image-0

しかし、危険な側面だけではなく、パキスタンには、様々なポジティブな側面も伝えられています。その一つに、NGOが果たす役割が非常に大きいNGO大国であることがあります。

パキスタンにて活動するNGOは、救急車を運営するなどのインフラ&公共サービスを担っているところも多く、日本のNPOとは規模や運営方法が大きく違います。

今回のイベントでは、2017年の夏に、現地のNGOで活動&様々なNGOを視察し、パキスタンと日本を結ぶプロジェクトを立ち上げている、東京外国語大学Social Bussiness研究会の和田さんをお招きして、

・そもそもパキスタンがどのような国か
・パキスタンのNGOはどのような役割を担っているか
・日本のNPO&NGOが学べることは何か

を写真や最新情報を基にしながらお伝えしていきます。

■和田さんの活動、立ち上げ中のプロジェクト

 
〇Heritage Foundation Pakistanに従事。
元総領事勤務のある日本人の方の家でお世話になっていた中で、その方が「パキスタンで最初の女性建築家が付近に住んでいるよ」ということで紹介頂き、活動がスタート。お会いした方は70歳を過ぎたおばあちゃんでしたが、現在パキスタンの全土の遺跡の保護と人道支援を行なっている国連認定NGOの創設者でした。そこで約1ヶ月半、村民の雇用創出と住居作りを行いました。
 
〇各NGOの視察とボランティア事業の制作を実施。
現在パキスタンは行政サービスが乏しく、民間のNGOが国の仕事の多くを担っています。例えば、賄賂によって警察がキチンと機能していなかったり、十分なインフラが少な過ぎて家庭浄水が出ない地域もあります。そういった様々な問題に取り組んでいる主要なNGOを訪問し、パキスタンがどんな問題を抱えているのかを視察しました。

また同時に、パキスタンに渡航したい学生が、安全なホームステイ先に滞在し、NGOで働ける環境を整備しました。
 
〇学生向けのパキスタンでのボランティアプログラムの立ち上げ中
現在、東京外大、大阪大学、大東文化大学でウルドゥー語を学んでいる学生に向けて、パキスタンで安全にボランティア活動ができる環境を提供するプロジェクトを立ち上げています。パキスタンのことを勉強したいけど、現地に行けない、といった問題を解決することが目的で、渡航するのにどうしても精神的ハードルが高くなってしまうのを解消し、安全に現地で学んでもらうことが目的の事業です。

■開催概要

・7/14(土)18時30分~20時30分 ※18時開場
・開催場所:四谷シェアカフェ
https://retty.me/area/PRE13/ARE6/SUB603/100001189654/
・料金:1500円
・定員:10名

■申し込み方法

以下のPeatixイベントページよりお申込みお願いします。
https://peatix.com/event/397770/
※当日精算です。もしくは、タイトルに「7/14イベント参加希望」と記載して、contact@charity-japan.comまでご連絡頂ければ幸いです。

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