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フォトジャーナリスト佐藤慧さんが岩手県岩泉にある「なかほら牧場」を取材した「しあわせの牛乳」、出版記念講演&祝賀会が6/24に開催

ソーシャルスタンドでもイベントをご一緒させて頂いたフォトジャーナリスト佐藤慧さんが岩手県岩泉にある「なかほら牧場」を取材した「しあわせの牛乳」(ポプラ社)。出版を記念した講演と祝賀会が開催されます。

フォトジャーナリスト佐藤慧さんが岩手県岩泉にある「なかほら牧場」を取材した「しあわせの牛乳」、発売中。

『しあわせの牛乳』出版記念講演&祝賀会
~山地酪農から考える、自然と人の共生~
 
日付: 2018年6月24日(日)
時間: 第1部 14:30~16:00(開場14:00)第2部 16:30~18:00
場所: 東京都新宿区(お申し込み後にご案内いたします)
参加費: 第1部 大人500円、高校生以下無料
(中洞牧場牛乳の試飲付き)
第2部 大人2,500円、高校生以下1,500円
(立食パーティ飲食費込)
 
参加申込:下記URLの参加フォームよりお申込みください。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/21b319b9572980
 
◆イベント内容:
 
【第1部】出版記念講演会
・佐藤慧講演「紛争、震災から『しあわせの牛乳』まで」
・中洞正講演「山地酪農と本当の“しあわせ”」
・鼎談(中洞正、安田菜津紀、佐藤慧)
「山地酪農から考える、自然と人の共生」
・書籍販売・サイン会
 
【第2部】出版記念祝賀会(立食パーティ)
・登壇者や会場に来られた方々との歓談をお楽しみください。
 
※お食事と飲み物をご用意しております。
 
岩手県岩泉町にある「なかほら牧場」では、夏も冬も、年間を通じて牛たちを山に放牧する山地酪農が行われています。牛たちは自由に山を歩き草を食べ、その牛たちの糞尿は山へと還り、また次の命を育みます。まるで牛と山が一体となって呼吸をしているような、そんな光景がそこには広がっています。牛や自然に負荷をかけることなく、人間は無理のない範囲でその恵を頂く。それを実践する山地酪農は、「千年先でも続く酪農」だと中洞さんは言います。
 
この度は、3年間の取材の集大成である『しあわせの牛乳』の出版を記念しまして、「なかほら牧場」牧場長の中洞正氏をお招きし、著者の佐藤慧、写真を担当した安田菜津紀の講演会、祝賀会を開催いたします。牛乳を通じ、それぞれの命にとっての「しあわせ」とは何か、みなさんと考える時間になりましたら幸いです。
 
【登壇者略歴】
 
◆なかほら牧場長 / 中洞正(なかほらただし)
 
1952年岩手県宮古市生まれ。酪農家。
 
東京農業大学農学部在学中に猶原恭爾(なおはらきょうじ)先生が提唱する山地酪農に出会い、直接教えを受ける。卒業後、岩手県岩泉町で酪農を開始。 24 時間 365 日、畜舎に牛を戻さない通年昼夜型放牧、自然交配、自然分娩など、山地に放牧を行うことで健康な牛を育成し、牛乳・乳製品プラントの設計・建築、商品開発、販売まで行う中洞式山地酪農を確立した。著書に『幸せな牛からおいしい牛乳(コモンズ社)』、『黒い牛乳(幻冬舎)』など。
 
◆著者 / 佐藤慧
 
1982年岩手県生まれ。フォトジャーナリスト、ライター。
 
世界を変えるのはシステムではなく人間の精神的な成長であると信じ、紛争、貧困の問題、人間の思想とその可能性を追う。言葉と写真を駆使し、国家-人種-宗教を超えて、人と人との心の繋がりを探求する。アフリカや中東、東ティモールなどを取材。東日本大震災以降、継続的に被災地の取材も行っている。2011年世界ピースアートコンクール入賞。著書に『Fragments 魂のかけら 東日本大震災の記憶』(かもがわ出版)、他。東京都在住。
 
◆写真 / 安田菜津紀
 
1987年神奈川県生まれ。フォトジャーナリスト。

16歳のとき、「国境なき子どもたち」友情のレポーターとしてカンボジアで貧困にさらされる子どもたちを取材。現在、カンボジアを中心に、東南アジア、中東、アフリカ、日本国内で貧困や災害の取材を進める。東日本大震災以降は陸前高田市を中心に、被災地を記録し続けている。「HIVと共に生まれる -ウガンダのエイズ孤児たち-」で第8回名取洋之助写真賞受賞。写真絵本に『それでも、海へ 陸前高田に生きる』(ポプラ社)、著書に『君とまた、あの場所へ シリア難民の明日』(新潮社)。『写真で伝える仕事 -世界の子どもたちと向き合って-』(日本写真企画)。上智大学卒。現在、TBSテレビ『サンデーモーニング』にコメンテーターとして出演中。

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