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2016.03.30.Wed

サプールの哲学、考え方の紹介

サプール(Sapeur)、もしくは、サップ(SAPE)を聞いたことがあるだろうか?
一年中気温30度を越す常夏の両コンゴにおいて1950年代から1960年代のパリ紳士の盛装に身を包み、街中を闊歩するスタイルを持つ方々のことを指す。
彼らの魅力は、実際の様子を見るのが一番、分かりやすいであろう。

NICE GUY #20160330cafekalama6pm #SAPE

daijunさん(@daijun)が投稿した写真 –

. . #サプール#サップ#sapeur#茶野邦雄

ugo_morimoriさん(@ugo_morimori)が投稿した写真 –

コンゴにおいて、彼らは、憧れの対象である。現状、決して豊かではないコンゴにおいて、収入の大半をファッションにかける彼らの行動は不思議に思われるはずである。背景には、以下のような一つの哲学がある。

以下は、サプールのドキュメンタリー「The Men Inside the Suits」を制作したHéctor MediaVillaのコメントである。

It came to my attention that the Sapeurs live their life by a motto that could be heard all over Brazzaville, the capital of the Republic of Congo – “There can only be SAPE when there is peace”. I was surprised that no photographers had previously been interested in this. There was no in-depth work on ‘La SAPE’, so I decided I wanted to be the first to explore them further. Since then I have been to Brazzaville six times.

サプールは平和なくして存在しえない。

Like the Sapeur Severin says, “To dress in the Sape fashion sense is of course a way of being alive. We look out for each other and no one is allowed to fight. In fact, I would like the Sape to be effectively a vaccination for peace.”

サプールの作法でファッションを楽しむことを通じて、お互いに気を配るようになり、誰も戦うことをしなくなる。サプールは平和の為のワクチンになりえる。

The Sapeurs is a group of people who, despite their humble lives, show their true character in an inspirational display of flair, style and creativity. Their deep-rooted pride and philosophy of “joie de vivre”, inspires others to believe that in life the more you put in, the more you get out.

彼らは、ファッションを楽しむことは、「お互いに心を配れるようにして、争うきっかけを失くし、平和へ貢献する」と捉えている。我々も、彼らと同様にファッションを捉え、楽しむことができるのであれば、世界はもっと平和になるのではないだろうか?

現在、西武渋谷店にて、3月29日〜4月10日、写真展「ザ・サプール 〜コンゴで出会った世界一おしゃれなジェントルマン~」が開催されている。興味を持たれた方は、是非、足を運んでみてはいかがだろうか?

 

引用:The Sapeurs – The Men Inside the Suits
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