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HIDEはチャリティの先駆者②

前回の記事では『MISERY』 の誕生秘話について触れただけで終わっているので今回の記事では内容に入っていきたい。

 

『HIDEと真由子 さんの奇跡の物語』
この話の主人公は貴志真由子 さんである。彼女は生まれつきの難病と戦っていた。その病名は先天性代謝異常GM1 ガングリオシドーシス・タイプ3 というものである。初めて聞く人も多いのではないだろうか?それもそのはずで当時では世界で23例しか報告されておらず唯一の治療方法は骨髄移植しかないという難病である。

彼女もまたHIDEのファンである。

そしてある支援団体の存在を知ることになる。『メイク・ア・ウィッシュ』である。ここからは奇跡の連続だった。彼女は次第にHIDEに会いたいという夢を持つようになる。当時HIDEはXJAPANやソロツアーなどで多忙の日々であった。ご両親は駄目元でメイク・ア・ウィッシュを通じてHIDEに会いたいと手紙を書いた。しかしこれを見たHIDEは快諾する。

そしてXJAPANの大晦日のライブ終了後、楽屋でHIDEと対面することができた。
そこで手作りのマフラーをHIDEに渡した。そしてHIDEはギターにサインをしてプレゼントをする。永遠にも思える時を過ごすことができた。目の前で演奏もしてくれた。真由子さんにとって夢にまで見た瞬間だった。

そして別れ際、HIDEは両親に尋ねた。
「このあとどうするんですか?もし時間があればこれからXJAPANの打ち上げがあるのでどうですか?」

ご両親はどうせ、このとき会って終わりなんだろうと思っていたそうだ。しかしそうではなかった。
「俺のダチの真由子!」

そう言ってXJAPANのメンバーに紹介をするのである。ひとりの人間として、友人として。きっとそんな思いだったに違いない。

 

 

次回はその後、どういう展開になっていたのかを書いていきたいともいます。そして最後の記事では実際の映像も載せたいと思います。

下記のリンクは前回の記事になります。そしてメイク・ア・ウィッシュのサイトのリンクになります。

メイク・ア・ウィッシュ

HIDEはチャリティの先駆者
HIDEはチャリティの先駆者③

また、関連度が高い記事は以下からご覧いただけます。

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チャリティから考えるYOSHIKI“過去”と“今”
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