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波乱万丈な人生!平本さん(27歳)が見つけた福祉と生き方 前編

チャリティにつながる行動をしている人は実は身近にいるのかも!?
ひとりひとりどんな思いで何に取り組んでいるのか・・・
第1回は平本大さん、前中後編にわけて掲載します。

 

平本大さんプロフィール
神奈川県藤沢市出身 27歳
私立立花学園高等学校、東京福祉大学教育学部卒業
現在、リハビリ特化型デイサービスでリハビリインストラクターとして働いています。

 

 

大学入学時は教師に憧れて教育学部に入学するも、心境の変化があり丸の内で働き輝いているサラリーマンみたいになりたいと強く思うように。
 
また大学3年生の時に介護実習にいくことに。そこで初めて認知症の方と接し衝撃を受けどう接したら良いかわからなくなったとのこと。またそこで働いているスタッフがご利用者に対しての接し方に不満を感じて自分はこの仕事をしたくないと思い、一般のサラリーマンを目指して就活を始めました。
 
しかし、就活はうまくいかず大学卒業後、職業訓練学校に通うことになった平本さんが歩む人生とは・・・

 

「訓練校で平本くんはホスピタリティがあって福祉の仕事に向いていると言われました。介護の話をきいて、学生時代での介護実習のことを思い出し正直やりたくないと心の底から感じました。その時はサービス業につきたい思い会社を探していました。色んな会社を見ていく中、介護施設を見学しました。
 
そこで「介護は究極のサービス業」「その人の人生に寄り添う仕事」との言葉に自然と心にスッ!と入った感覚でした。そして実習での出来事のトラウマを克服するとともに光と希望を贈る介護士を目指そう!と決意してこの道を選びました!福祉の道はそれまでマイナスなイメージがあり正直介護の道を選んだ自分にビックリました。大学を卒業して半年後、福祉関連のA社に入社しました。一年ほど働いていましたが体調を崩し退職。しばらく休んだ後福祉関連のB社に入社しましたが、まもなく会社の経営が傾き社を離れることになりました。介護の道を続けるか正直悩み苦しみました。

 

悩んだ末もう一回介護の世界で働こうと決意して、現在のリハビリ特化型デイサービスの会社に入社。そして周りのご利用者様やスタッフから慕われ愛されながら安定して働くことができ、今年で3年目になります。来年の介護福祉士の資格取得を目指して働きながら頑張っています!」
 

3社目にして将来目指すものが決まった平本さん。プライベートはどうでしょうか。

 

「もともとファッションが趣味です。休日はスナップモデルをするなど、自分のために時間を使っていました。そんなある日、若手介護のコミュニティに足を運び、仕事以外に社会貢献につながる活動に積極的に参加している方に会いました。活動の中でいろんな人とつながりもでき楽しそうでした。そのお話を聞いて、自分もそういった活動を通じて社会貢献をしたい!いろんな人に会いたい!と強く思うようになりました。」
 
2016年に入り精力的にいろいろな活動を始めたようで。

 

「今年、新宿ホームレス支援機関という団体を通じて、新宿のホームレスにおにぎりを配りました。これが自主的にしたほぼはじめてのボランティア活動です。若手介護のコミュニティにいる方に機会をもらい、毎月1回「スイーツで笑顔の繋がりを作ろう!」を企画しました。その企画に参加してくれた人の話を聞いて様々なことに興味をもつようになりました。その中で東日本大震災の被災地をこの目でしっかりと見ておきたいと思い、ゴールデンウィークに宮城県南三陸町に行きました。

 

中編では、スイーツイベントについて掲載します。
 

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