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新しい介護・医療のかたち

9月24日(土)御用聞き×大学生 地域包括ケア事例発表会にて基調講演ゲストとして
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やまと診療所 院長 安井先生
福祉楽団 千葉エリアマネージャー 在田 創一 (Soichi Arita) さん
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が登壇されました。
簡潔に業務内容の紹介と、今後の介護についての展望が主な内容でした。

 

医療法人社団焔【ほむら】やまと診療所
http://yamato-clinic.org/
https://www.facebook.com/takashimadairayamato/

全ての板橋区民が、安心して家で暮らし続けられるような体制を作りたい。
地域包括ケアの究極の目的は、年をとっても、病気になっても住み慣れた家で暮らし続けられることだと思います。
そのために医療の面から「その人らしい生き方を最期まで支える」のがやまとの使命です。

特徴その1:専門医師による充実した診療体制
家で最期を迎えたい方への在宅緩和ケアを初めとして、心不全等の循環器疾患、褥瘡等の大きな傷、精神疾患に至るまで経験豊富な医師たちが診療に当たります。

特徴その2:在宅医療PAの育成
在宅医療の目的は、ご自宅での生活を支えることです。
そのためにはただ診察するだけでなく、患者様ご家族の気持ちに寄り添って、生活環境やさまざまなサービスを調整する必要があります。
PAはそういった調整のスペシャリストです。

http://yamato-clinic.org/

 

在宅医療において、医師は専門職としての職務をまっとうし、PAは医師に代わって患者およびその家族と一緒に医師の診断結果を元にどうしていくか一緒に考えたり提案をすると、いったかたちで切り分けをしています。

在宅医療PAは米国で発案されたシステム、日本ではまだ周知されているとは言えないでしょう。今後高齢者が確実に増えるが、病床は増えない。在宅医療および介護の数も増えることは明白です。「在宅患者を支えるプロを育成! 米国に習うPAとは」 http://coffeedoctors.jp/news/1597/

私自身「在宅医療PA」という言葉をはじめて聞きました。高齢化のいう言葉を聞くたび、暗い未来を思い描いてばかりでした。しかし「高齢者が増えることで必要とするサービスが出てきます。求められているサービスを事業化すればビジネスチャンスにもなります。」そんな安井先生の言葉にハッとさせられました。

 

なお、在宅訪問を通じて困りごとを発見して、御用聞きのサービスにつなぐ役割も果たしています。
御用聞き×大学生 地域包括ケア事例発表会レポート 

 

次回は、福祉楽団の活動について紹介します。

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