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世界水の日に、水を資源として見直すことが出来る「水の格差」が発表。

特定非営利活動法人ウォーターエイドジャパンが2018年3月22日に、世界の水の状況を分析した報告書の「水の格差」を発行しました。

報告書:水の格差―2018年世界の水(ニュースページ)
報告書のPDFはこちらから

これは、3月22日の国連世界水の日(World Water Day)に合わせて、より多くの方に「水」に関心を向けてもらう為に発行したもの。

報告書の中では、

・人口増加の影響で水資源もどんどん少なくなっているという事実があること。南アフリカのケープタウンでは、「デイ・ゼロ(水の枯渇により都市全体で断水が始まる日)」となる日を発表したと報じられた。

 

・現在の統計では、技術の発達により、水源の種類と水源までの距離の両方についてデータがとられるようになっており、水源まで往復30分以上かかる場合は、水を利用できる状態とはみなされなくなっていること

 

(国連が提唱している最低限必要な水の量は、1日あたり50リットル。これを家族4人分、女性1人が30分かかる水源までくみに行っているとすると、1年間のうち実に2か月半をこの仕事に費やすことになる)

という前提が共有された上で、「水を利用できる人の割合が最も少ない国」「自宅の近くで清潔な水を利用できない人数が最も多い国」「水へのアクセスが最も改善された国」「2000年以降に水へのアクセスが最も改善された国」がランキング形式で紹介されています。

日本ではあまり考えることがない「水」についてですが、各国の状況を見ることで、改めて貴重な資源としてみることが出来るのではないでしょうか?

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